盆暗の学習記録

データサイエンスを中心として,日々学んだことの備忘録としていく予定です。初心者であり独学なので内容には誤りが含まれる可能性が大いにあります。

メモ用アプリは結局Typoraが一番良かった

以前,自分に一番合うメモ用のテキストエディタを探したときのことを書きました。

nigimitama.hatenablog.jp

この頃は「それぞれのアプリに一長一短あるのでどれがいいのかな~」と思っていたのですが,結局その後一番使っているのはTyporaでした(以前の記事では「Evernote + Marxicoを使ってみる」とか書いていましたが,結局これらは使いにくくてTyporaしか使用を続けられませんでした)。

以下ではTyporaの何が良かったのかについて述べていきます。

Typoraの長所

Typoraは自由度が高くて非常に使いやすいMarkdownエディタです。

その特徴は主に

  1. 読みながら書ける:リアルタイムでエンコードされる
  2. クリック(GUI)での操作という選択肢がある
  3. ショートカットキーが豊富
  4. TeX記法の数式が記入できる
  5. フローチャートなどダイアグラムを記入できる
  6. 画像を貼り付けることができる
  7. シンプルで起動が速い
  8. テーマ(デザイン)を自由に変えることができる

です。

1. 読みながら書ける:リアルタイムでエンコードされる

多くのテキストエディタでは,markdownを記述する場所と,それをhtmlで出力する場所は別の画面になります。

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しかし,Typoraは入力したmarkdown記法からカーソルを移動した直後に出力されますし,ふたたびカーソルをそこに持っていって修正することもできます。

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完全にmarkdown記法にした状態でいじりたいときはctrl+/でモードを切り替えることもできます。

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また,htmlで記述すれば色付き文字を書くこともできます。

2. クリック(GUI)での操作という選択肢がある

クリック操作で扱える機能も多いため,例えば表の挿入なども楽です。

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3. ショートカットキーが豊富

見出しレベル(h1~h6)の上下をctrl + '+'ctrl + '-'で簡単に操作したり,リストのインデントをctrl + [ctrl + ]で上下したりなど,ショートカットキーですばやく操作できるので,ストレスなく書くことができます。

4. TeX記法の数式が記入できる

数式を入れることができます。

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設定から文中数式を有効にすれば,文中にも数式を入れることができます。

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5. フローチャートなどダイアグラムを記入できる

js-sequenceのシークエンスを入れたり

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flowchart.jsフローチャートを入れたり

f:id:nigimitama:20181113020504p:plain mermaidのシークエンス,フローチャートガントチャートを入れたりすることができます。

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6. 画像を貼り付けることができる

画像をコピーして貼り付けることができます。クリップボードにあるだけの画像データも貼り付けることができます。

7. シンプルで起動が速い

markdownの編集という機能に特化しているアプリであるため,すぐ起動してくれます。

これは地味にありがたいです。

8. テーマ(デザイン)を自由に変えることができる

Typoraではエディタの見た目(フォント,色合いなど)に関する設定を「テーマ」と呼んでいます。

テーマは簡単に切り替えることができるので,「背景色が白だとちょっと眩しいな,目が疲れてきたな」というときは背景色がダークなテーマに切り替えたりできます。

また,テーマはcssで記述するので,cssがちょっとでも分かる人であれば「このフォントは好みじゃないんだよな…」とか「ここはもっと温かみのある配色がいいんだよな…」という自分のこだわりを反映させることができます。

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Typoraの短所

一方で,Typoraの悪いところは

  1. 文中数式が時々表示されなくなる
  2. 文字数が多い文書になると重い

という点です。

1. 文中数式が時々表示されなくなる

発生条件はよくわからないんですが,結構な文字数を書いた頃に文中の数式が表示されなくなる(リアルタイムのhtmlエンコードがうまくいかなくなる?)ことがあります。そのうち修正されると思いますが…。

2. 文字数が多い文書になると重い

私は大学の講義のノートもパソコンで書く派で,長らくwordを使って一つの授業(約14回分)を一つの文書ファイルに書くようにしていました。しかし,同じことをTyporaでやろうとすると,動作がおもくなります。

Typoraはリアルタイムでエンコードされていくので,同じ文字数でもwordに比べるとちょっと負荷がかかりがちです。

特に私のノートの場合は数式がよく入るので結構な処理の量になり,文字数が多い文書だとカクカクした動きになってしまいます。

ctrl + /markdownのみの画面に戻れば文字数が多かろうとサクサク動くのですが,それはそれでTyporaの良さが失われるのであまり好ましくないです。

3. スマホからアクセスするのはちょっと面倒

TyporaはPC用(Windows, Mac, Linux)のアプリのみで,Evernoteのようにスマホからもアクセスできるような便利さはありません。

Typoraで作られる文書はmarkdownファイルなので,Dropboxなどを使えばスマホからも開いて書き込むことはできると思いますが,スマホで開く際はTypora以外のエディタを使うことになります。

おわりに

Typoraは最強のMarkdownエディタです。

一番ワクワクするのは,このクオリティでありながらまだベータ版だということです。

短所もいくつか挙げましたが,今後改善していく可能性は十分ありますし,期待しています。