愛媛県に行って松山市をうろうろしたので,せっかくなので印象に残ったこととかをメモしておきます。
(記憶力が極めて貧弱なので,せっかくどこか行って写真撮っても言葉とともに整理して記録しないと忘れちゃうんですよね…)
松山城
県庁のすぐ後ろに松山城があったので登ってみました。
道中の坂や石を積んだ簡素な階段はコンクリートで舗装されて歩きやすいようになっていて,地元の人や中国人観光客がたくさんいました。
お城の方は外壁の色合いなどがすごく綺麗でした。
内装も綺麗に保存されていました。
皇居とかお城とかに行くと,少し先に現代的建築物が見えたりして時代が混じった景色が面白いですよね。
屋根にはシャチホコが載ってるタイプのお城でした
萬翠荘
萬翠荘(ばんすいそう)は久松定謨(ひさまつさだこと)伯爵が1922年に別邸として建てたフランス風の建物で,外装は残念ながら修繕中だったのですが内装は問題なく見ることができました
「天皇陛下がお泊りになった際にここで朝食を召し上がられた」という貴賓室。この部屋はやけに狭かったですが,いい雰囲気でした。
シャワー付きの客室や水洗式トイレなど,当時の最先端の建築をしていたようです。(一方で工費は30万円=現在の価値で19億円だったとか)
Assassin's Creed Unityというゲームをプレイしたとき,画面上に出てくるフランス式の建物に感動していた私にとってはとてもいい場所でした(下の画像はゲーム画面)。
道後温泉
道後温泉本館にも行ってきました。明治時代の建物のようですが3階建ての立派な建物でした。
ただ,今は保存修理工事中とかで1階の一部の湯しか入れませんでしたが…。
ここはまぁ,正直なところ外装だけみて楽しむべきでした。内装は微妙です。
地元の人も多く利用されているようで,背中に大きな入れ墨を入れた人や,湯の吹出口に股間をすりつけて気持ちよさそうにしているお爺さんとかが居てカオスでした…
伊予鉄道
町中に路面電車が走っていて,道のほうも線路の面積を考慮しているためにすごく幅が広くて,電車用の信号機があって,電車用の電線がたくさん張ってあって…といった雰囲気がなかなか良かったです
一部の車両はレトロな形をしていて,実用性と観光資源とを兼ね備えていそうな感じがすごく良かったです。
この車両は夏目漱石『坊っちゃん』にも登場したタイプの車両ゆえに坊っちゃん列車と呼ばれているのだとか。いい車両です。
街が綺麗
他に印象的だったのは,街が全体的に綺麗だったことです。
上の図の建物は愛媛県庁です。歴史のありそうな立派な建物でした。敷地内にはみかんの木もいくつか植えられていて,実もいっぱい生ってました。
また県庁周辺は道路が広くて,道路が直線的に格子状になっていて,「計画的に開発された都市」という感じがしました。
普段は東京のゴチャゴチャした道を見ているので,こういう整備された町並みを見るだけでも少しテンションが上がります。
私は貧乏学生で旅行はほとんどしてこなかったので,今回はすばらしい卒業旅行を体験できてよかったです。