就活を終えてからだいぶ経つんですが,私が就活したときのこと(どんなサービスを利用したとか)をメモっておきます。
誰かの参考になれば幸いです。
私について
何をしてきたのか,何を目指すかによって就活のルートは変わると思うので一応私のことを書いておきます。
- MARCHの文系,経済学部生
- 統計学に興味を持っていて,仕事でもデータ分析をしたいと思っている
- サークルは入っているものの,サークルのWebサイトだけ作って幽霊部員していた
- ゼミは年に1本論文やプレゼンを出せば良くて輪読とかも滅多にやらないゆるゆるゼミ
- 論文コンテストでの入賞経験あり。アピールできる業績はこれ系のみ
2~4年生でやってきたこと
就活でやってきたことを時系列的に述べます
2年生
1Dayインターンに参加して「どんな企業があるのか」を調べる程度のことをしていました
春~夏:なにもせず
- このころは就活のことは全然考えていませんでした
秋:インターンに参加
- ちょっと就活について考えるようになりました
利用したサービス:
- 大学キャリアセンター主催の1Dayインターン
- 行った企業:
- 富士通エフサス(SIer)
- マクロミル(マーケティングリサーチ)
- 行った企業:
- キャリア大学の1Dayインターン
- キャリア大学:http://www.career-univ.com/
- 行った企業:東京都庁(企業じゃないけど…)
- この頃は公務員になることも考えていたので企業じゃなく都庁にいきました
3年生
3年生のときが一番就活してました。
春:自己分析・業界研究
利用したサービス:
- 大学のキャリア科目
- 大学側がキャリア形成について考えるゼミのようなものを用意していて,受講可能人数は非常に少ないんですが
学生の意識が低いため受講志望者が少なく,受講しやすい感じだったので受講しました - 当初は自分のモチベを上げるためだけの目的で受講しましたが,自分が知らなかった就活に関する情報に触れる機会にもなったので良かったです。
- 大学側がキャリア形成について考えるゼミのようなものを用意していて,受講可能人数は非常に少ないんですが
- 大学キャリアセンターの自己分析・業界研究セミナー
- 大学キャリアセンター主催の学内企業説明会
- 「統計学を使うような職種に就きたい」と思いながらいろんな企業を見るも収穫はなかった
夏:インターンなどで業界研究
利用したサービス:
- 企業主催の合同企業説明会
- 「統計学を使うような職種に就きたい」と思いながらいろんな企業を見るも収穫はなかった
企業主催の就活セミナー
逆求人サイト
- 企業側も夏~秋頃からオファーを始めていたと思います
- 逆求人は企業を知る機会になったり,特別選考ルートに案内してもらえるので使ってよかったと思います。
短期インターン
- 各企業がそれぞれ行っているインターンに参加しました
秋:早期選考開始
- 逆求人サイトで知った企業や,夏のインターンに参加した企業から早期選考に誘われ,面接が始まりました
冬:インターンなどで業界研究・本選考
利用したサービス:
- 冬季の短期インターン
- 企業のイベント
- 「弊社におけるデータ分析事例発表」系イベントに参加して,どの企業がどういうレベルのデータ分析をしているのかを知る
- 業界団体のイベントに参加(例えばマーケティングリサーチ協会のイベントに参加した)
(参考)自分の意思決定過程について
一応のせます。参考程度に,お時間のある方だけお読みください
自己分析(自分はどんな仕事をしたいのかを知ること)に関して
- 大学院への進学は①やりたい研究テーマがない,②学部で大量の奨学金(≒借金)を負っている,の理由から断念
- 飽きっぽい私が大学入学以前から在学中にかけて興味を持ち続けることができた「データ分析」を仕事にしたいと思うようになった
- 「定時退社できるがやりたくない仕事・つまらない仕事」と「残業はあるがやりがいのある仕事・楽しい仕事」だと後者のほうが自分には合っていると思うようになった
業界研究(どんな業界・企業・職種があるのか知ること)に関して
公務員になるのも簡単ではないと知る
→ 公務員は選択肢から除外
- もともと文科省を考えていた(教育経済学が好きだった)が,国家公務員は激務(残業がかなりある)だと知りビビる
- 地方公務員は安泰(残業少ない)らしいが,いずれにせよ試験に落ちるリスクは有る
- 公務員試験対策予備校に通うのにもまとまった資金を要する
分析を仕事にできる業界・企業を探す
→ いろいろな部門があることを知る
- 業界を探した結果はこの記事にまとめました
4年生
春~夏:内定を得た企業を比較
- 幸運なことに2社のベンチャー企業から内定をいただくことができました
- 内定を極力保留しない方針でやっていて,志望度が低い企業には最終面接まで進んだとしても自分の正直な志望度を伝えていました。それでも2社残りました。
- 両者のどちらが自分により合っているか・好条件かを比べました。
比べる方法として,個人的に「いい方法みつけた」と思ったのは以下のものでした
- 財務状態を公告でみる
- 非上場企業だとWebサイトにもIRのページがなく,財務の情報が全然無いように思えますが, 「〇〇社 公告」などと検索すると決算公告が見つかったりするので,それを参考にしました
- 短期 or 長期インターンをしてから入社先を決める
- 財務状態を公告でみる
利用したサービス
就活中に利用したサービスをまとめます。
逆求人サイト
逆求人はプロフィール書いて放っておけばいいので早くからやっておくことを強くおすすめします!
大手の親会社からオファーをもらえたことはありませんが(いかんせん2流大学なので‥),大手のグループ会社やベンチャーからはオファーが来ます。
「自分に合っている企業がどれなのかわからない」という悩みは多くの就活生にあると思いますが,企業の人事側が「この学生はうちに合っていそう!」と選んでもらえる逆求人はいい企業を知る機会を増やしてくれます。
OfferBox(http://offerbox.jp/)
- このサービスの良いところ:
- プロフィールに掲載できる情報量が多いこと
- 文章だけでなく,画像や,自分が発表したプレゼン資料をpdfで載せたりもできる
- 本気のオファーしかこないこと
- テンプレ文面でのオファーじゃなくて,こちらのプロフィールを読んだ上でのメッセージがくる
- プロフィールに掲載できる情報量が多いこと
- 出会った企業の例:
ニクリーチ(https://29reach.com/)
企業が学生を選んで焼き肉に誘うサービス。焼き肉はおまけで,企業説明や早期選考への招待が主。
- 出会った企業の例:
- ※ 必ずしも焼き肉が食べられるわけではありません
- 焼き肉をごちそうしてくれるときは強いオファーの意思がある(or その会社の財務状態がいい)ことを推測できます
キミスカ(https://kimisuka.com/)
登録したものの私の場合はいいオファーがなかった気がします。
- このサービスの良いところ:
- このサービスの悪いところ:
- テンプレ文面でのオファー(=説明会の告知文)が沢山くる
- そのうちメッセージに目を通す気力が失せる
- テンプレ文面でのオファー(=説明会の告知文)が沢山くる
iroots(https://iroots.jp/)
登録したものの,私の場合はオファーが1件しか来ませんでした(その1件も志望とマッチしてないから断りました)
Linkedin(https://jp.linkedin.com/)
一応登録しましたが,私が就活を終えた頃(確か4年生の夏くらいだったか‥)にワークスアプリケーションズさんからメッセージが来た程度でした
インターン・セミナー
Goodfind(https://www.goodfind.jp/2020/)
Data Ship(https://data-ship.jp/)
- データサイエンティスト志望者向けの就活サービス
- 私はハッチングフェスというイベントに参加しました
- 私が参加した回はブリヂストンの人が来て分析事例(トラックのタイヤ内につけたセンサーのデータを活用して「タイヤ販売」でなく「業務用タイヤの総合的な管理を請け負うサービス」というビジネスモデルとしてビジネスを展開しているという話)や,学生同士でグループワークして新たなサービスを考えたりした。
まとめ:逆求人サイトは本当におすすめ
まとめると
- 早くから行動した
- 2年生から業界を探し始め,3年生の間に就活はほぼ終えた
- 実績を作って逆求人サイトを利用した
- 「論文コンテスト入賞」とか文面でアピールできるタイプの実績があってよかったと思います
- インターン・セミナー類に積極的に参加した
- 面倒くさいですが,企業についての知識を効率的に得ることができた気がします。
- 業界・企業についての知識が増えるにつれてだんだん自分に合っている企業の見分けがつくようになっていきました
という感じでしょうか。
とりわけおすすめしたいのが逆求人です。これは本当に便利だと思いました。